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名称 | 新谷藩主加藤家の墓所(にいやはんしゅ かとうけの ぼしょ) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | 昭和63年2月24日 |
所在地 | 大洲市新谷 |
所有者 | 個人 |
新谷藩主加藤家の墓所は、法眼寺(新谷和田)、大恩寺(新谷田合)、大久保楓山の3箇所に分かれています。
法眼寺は、新谷藩初代藩主・直泰が、母の法眼院の菩提を弔うために開基した寺院で、直泰、泰賢(6代)の墓所があります。
大恩寺は、初代・直泰が、父である大洲藩初代藩主・貞泰の菩提寺として創建した寺院といわれ、泰貫(3代)、泰廣(4代)、泰官(5代)の墓所があります。
楓山は、新谷藩陣屋跡(現在の新谷小学校)の東側にあり、泰儔(7代)の墓所があります。
初代・直泰の墓が五輪塔であるのに対し、残りの藩主の墓は、儒教の影響を受けたつくりとなっているのが特徴です。
なお、泰觚(2代)、泰理(8代)、泰令(9代)は、江戸の海禅寺に墓所が営まれたため、大洲には墓所がありません。
初代藩主・加藤直泰の墓所(法眼寺)
3代藩主・加藤泰貫の墓所(大恩寺)
4代藩主・加藤泰廣の墓所(大恩寺)
5代藩主・加藤泰官の墓所(大恩寺)
6代藩主・加藤泰賢の墓所(法眼寺)
7代藩主・加藤泰儔の墓所(大久保楓山)