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名称 | 新谷藩陣屋跡(にいやはん じんやあと) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | 昭和31年9月30日 |
所在地 | 大洲市新谷町190の2(新谷小学校内) |
所有者 | 大洲市 |
新谷藩は、寛永16(1639)年、大洲藩2代藩主 加藤泰興(かとう やすおき)が、弟の加藤直泰(かとう なおやす)に対して、6万石の内1万石を分け与えて成立した藩です。
直泰は、寛永19(1642)年、大洲城から約8km離れた新谷の地に陣屋(3万石以下の城を持たない大名が住む屋敷)と陣屋町の建設を命じ、同年家臣たちの引っ越しが行われました。
この陣屋は、直泰統治以後、版籍奉還まで9代にわたって新谷藩1万石の拠点でしたが、明治以降は小学校として利用されるなど、新谷地区の教育の拠点へと移り変わりました。
現在では、新谷小学校内にある麟鳳閣(りんぽうかく、愛媛県指定有形文化財)が、新谷藩の陣屋を偲ばせる唯一の現存建造物として残されています。
新谷藩陣屋跡(現在の大洲市立新谷小学校)