本文
名称 | 成見の巨石遺跡(なるみの きょせき いせき) |
---|---|
指定種別 | 市指定 |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | 昭和53年3月31日 |
所在地 | 大洲市菅田町宇津甲691 |
所有者 | 個人 |
この巨石は、菅田町宇津の肱川が屈曲する左岸に位置し、そばには市指定天然記念物の「成見の座論梅」があります。
変斑レイ岩(へん はんれい がん)製の立岩で、地上高は約2.2m、最大幅は約1.5m、周囲は約3.8mを測ります。
この巨石のある地は、古くから「神屋敷」として呼びならわされ、人々の信仰の遺跡とされています。
昭和10(1935)年には、巨石の周囲で弥生土器が出土したとも伝わりますが、巨石の性格については現在も明らかになっていません。
「高山ニシノミヤ巨石遺跡」や「如法寺山頂巨石遺跡」などと並び、大洲の巨石にまつわる民俗や信仰の研究対象として重要な遺跡といえます。
成見の巨石遺跡