高山ニシノミヤ巨石遺跡
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月14日更新
名称 | 高山ニシノミヤ巨石遺跡(たかやま にしのみや きょせき いせき) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | 昭和31年9月30日 |
所在地 | 大洲市高山甲621 |
所有者 | 個人 |
概要
この遺跡は、大洲城下を見下ろす高山寺山(こうせんじ さん)の中腹、標高約300m付近の高山西地区にあります。
高さ4.7m、幅2.3m、厚さ0.6mの巨石の立石で、「石仏」「メンヒル」とも呼ばれています。
この巨石が、いつ、何の目的で建てられたかは全くの謎であり、考古学的な検証を待たねばなりませんが、古くから信仰の対象となっていたことは事実のようです。
昭和3(1928)年、高名な人類学者の鳥居龍蔵(とりい りゅうぞう)博士が視察し、周辺の巨石群などとともに調査がおこなわれています。
調査の詳細は伝わっていませんが、この調査が、その後の本市の古代史研究に与えた影響は大きく、学史的に重要な遺跡といえます。
写真
高山ニシノミヤ巨石遺跡