ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > わがまちの文化財 > 成見の座論梅

本文

成見の座論梅

更新日:2020年4月1日更新 印刷ページ表示
名称 成見の座論梅(なるみの ざろん ばい)
指定種別 市指定
種別 天然記念物
数量 1本
指定年月日 昭和58年3月31日
所在地 大洲市菅田町宇津
所有者 個人

概要

「座論梅」とは、観賞用のウメの栽培品種のひとつで、ほかにも「品字梅(ひんじ ばい)」や「八房梅(やつぶさ うめ)」などの別名があります。

実が熟さないうちに1つずつ落果するという特徴を持ち、この特徴を「数人が集まって議論し、論に負けた者から座を外す様子(座論)」に例えたのが、名称の由来とされています。

この木は、菅田町宇津地区の肱川左岸に所在し、樹齢は約250年を数えます。

この座論梅は、毎年1、2月ごろになると、八重で淡紅色の花を咲かせ、観る者を楽しませます。

かつては、単弁白色の花も咲かせていて、1本の木で紅白の花を楽しむことができたそうです。

市内では座論梅の類例は少なく、また、樹齢も古いことから貴重な1本といえます。

写真

 成見の座論梅 成見の座論梅

位置図