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名称 | 成見の座論梅(なるみの ざろん ばい) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 天然記念物 |
数量 | 1本 |
指定年月日 | 昭和58年3月31日 |
所在地 | 大洲市菅田町宇津 |
所有者 | 個人 |
「座論梅」とは、観賞用のウメの栽培品種のひとつで、ほかにも「品字梅(ひんじ ばい)」や「八房梅(やつぶさ うめ)」などの別名があります。
実が熟さないうちに1つずつ落果するという特徴を持ち、この特徴を「数人が集まって議論し、論に負けた者から座を外す様子(座論)」に例えたのが、名称の由来とされています。
この木は、菅田町宇津地区の肱川左岸に所在し、樹齢は約250年を数えます。
この座論梅は、毎年1、2月ごろになると、八重で淡紅色の花を咲かせ、観る者を楽しませます。
かつては、単弁白色の花も咲かせていて、1本の木で紅白の花を楽しむことができたそうです。
市内では座論梅の類例は少なく、また、樹齢も古いことから貴重な1本といえます。
成見の座論梅