中小藪のヤマザクラ
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年4月15日更新
名称 | 中小藪のヤマザクラ(なか おやぶ の やまざくら) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 天然記念物 |
指定年月日 | 平成16年7月1日 |
数量 | 1本 |
所在地 | 大洲市肱川町宇和川1583-3 |
所有者 | 個人 |
概要
この木は、肱川町宇和川地区にあり、小藪温泉(おやぶ おんせん)から小藪川を約1kmさかのぼった左岸側の尾根上にあります。
樹高は約20m、枝張りも約20mになり、推定樹齢は約200年を数えます。
2本の太い幹がのびているのが特徴で、幹周はそれぞれ3.9m、2.6mを測ります。
明治期以降に広く普及したソメイヨシノとは品種が異なり、江戸期以前は主に野生種のヤマザクラが鑑賞され、愛でられてきました。
かつては用材としても利用されており、これほど大きいヤマザクラが残されることは少なく、また、開花時は山中でひときわ目立つ存在のため、地域で大切にされています。
写真
中小藪のヤマザクラ