小藪温泉本館
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年12月26日更新
名称 | 小藪温泉本館(おやぶ おんせん ほんかん) |
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指定種別 | 国登録 |
種別 | 有形文化財 |
数量 | 1棟 |
登録年月日 | 平成12年9月26日 |
所在地 | 大洲市肱川町宇和川1433 |
所有者 | 個人 |
概要
小藪温泉は、一級河川「肱川」の支流である小藪川の渓谷沿いに所在する湯治場(とうじば)温泉です。
明治年間には、すでに源泉のそばに入浴場が設けられ、多くの入浴客で賑わったと伝えられています。
また、大正3年刊行の『喜多郡の華』という冊子の中では、「喜多郡十二自慢」として名所部門の一つに選ばれています。
本館の建物は、大正11(1922)年ごろの建築と考えられており、木造入母屋造の三層楼閣風の温泉旅館です。
道路側に面した2階に玄関があり、3階とともに客室に利用されていて、渓谷側の1階は浴室と食堂となっています。
県内でも三層楼閣風の木造旅館建築は数少なく、現役の旅館建築として大変貴重なものです。
写真
小藪温泉本館 外観