中居谷八幡神社社叢
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年4月15日更新
名称 | 中居谷八幡神社社叢(なかいだに はちまん じんじゃ しゃそう) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和42年7月24日 |
所在地 | 大洲市中居谷518-2 |
所有者 | 八幡神社 |
概要
中居谷八幡神社は肱川町中居谷地区の西部に位置し、中世後期に当地を支配した冨永氏の橘城跡(大洲市指定史跡)にあります。
地域の産土神(うぶすながみ、生まれた土地の守護神)を祀り、古くから信仰を集めています。
境内一帯に広がる社叢は、とくに東斜面で発達しており、高木のイロハモミジ、コガノキ、シラカシ、アラカシなどが育ち、30mを超えた大木も生長しています。
とくにシラカシは社叢の中心となる樹木で、推定樹齢が100年以上になるものもあります。
また、サカキやネズミモチなどの亜高木も生え、なかでもヤブツバキが多くみられます。
この社叢は自然に近い状態でよく保たれており、美観を形成するほか、この地域の植生を知るうえで重要なものです。
写真
中居谷八幡神社社叢