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| 名称 | 猿ヶ滝城跡(さるがたき じょうせき) |
|---|---|
| 指定種別 | 市指定 |
| 種別 | 史跡 |
| 指定年月日 | 昭和49年3月16日 |
| 所在地 | 大洲市肱川町予子林2635 |
| 所有者 | 個人 |
猿が滝城跡は、鹿野川ダム湖右岸側に位置し、竜王山(約460m)から南西にのびる標高約230~290mの尾根上に展開しています。
この城は、西予市城川町にある三滝城(愛媛県指定史跡)の支城に位置づけられ、岩本将監(いわもと しょうげん)がおさめたと伝えられています。
天正年間中ごろ(1580年前後)、土佐勢の進攻により、対岸にある高尾城などとともに落城したとされ、城の最も高いところには、戦死した将監を祀る祠が建てられています。
この城は、肱川に向けて突出したような地点に立地しており、川沿いに進攻する敵を強く意識して築かれたと考えられます。
狭い尾根に10以上の曲輪(くるわ)が直線状に配され、全長は約600mにも及び、周辺の他の城と比べて大規模であることが特徴です。
猿ヶ滝城跡