長浜町庁舎
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月14日更新
名称 | 長浜町庁舎(ながはまちょう ちょうしゃ) |
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指定種別 | 国登録 |
種別 | 有形文化財 |
指定年月日 | 平成12年9月26日 |
数量 | 1棟 |
所在地 | 大洲市長浜甲480-3 |
所有者 | 大洲市 |
概要
長浜の市街地に立地する長浜町庁舎(現・大洲市役所長浜支所)は、建築面積328㎡、木造総2階建、桟瓦葺の入母屋造(いりもや づくり)の建物で、昭和11(1936)年に竣工しました。
正面の中央玄関上部に設けられた切妻破風(きりづま はふ)には、2本の円柱を半円形のモチーフで飾るなど、昭和初期の洋風庁舎建築の特色が強く表れています。
この庁舎が建てられたころ、長浜は養蚕業や水運業などで大きく発展していました。
時の町長であった西村兵太郎(にしむら ひょうたろう、1884~1935年)は、庁舎建築構想のほか、長浜大橋開通(1935年)など、長浜の発展のために尽力しました。
庁舎完成を待たずして、西村は急逝してしまいますが、西村の残した業績は、現在でも多くの人たちに語り継がれています。
写真
長浜町庁舎 外観