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名称 | 豊茂のサザンカ(とよしげの さざんか) |
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指定種別 | 大洲市指定 |
種別 | 天然記念物 |
指定年月日 | 平成13年11月1日 |
所在地 | 大洲市豊茂郷 |
所有者 | 個人 |
この木は、豊茂コミュニティセンター(旧豊茂小学校)裏手の丘陵状地形の頂部付近にあります。
樹高は約9mで、樹齢は約150年と推定されています。
枝張りは約9mに及び、均整の取れた樹相が大きな特徴です。
晩秋に八重の白い花をつけますが、樹冠全体に花を付けるため、花期はとくに目立ち、豊茂地区のシンボルの一つとなっています。
愛媛県出身で、植物学者・牧野富太郎(まきの とみたろう)にも師事した八木繁一(やぎ しげいち、1893-1980)によれば、自生のサザンカは肱川が北限とされます。
この木はその代表的事例であり、サザンカの生態を知るうえでも重要といえます。
豊茂のサザンカ
豊茂のサザンカ(開花の様子)