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予子林客神社牛鬼一式

更新日:2025年4月25日更新 印刷ページ表示
名称 予子林客神社牛鬼 一式(よこはやし きゃく じんじゃ うしおに いっしき)
指定種別 市指定
種別 有形民俗文化財
指定年月日 平成3年11月5日
所有者 客神社

概要

​南予地方の多くのお祭りで見られる牛鬼は、面が牛とも鬼ともつかない形相で、胴体は牛をかたどった山車(だし)の一種です。

肱川町予子林地区(旧宇和島藩領)の客神社では、例年11月9日に行われる秋季祭礼で、神輿渡御(みこし とぎょ)の先頭に立ち、露払いなどの役を担います。

客神社の牛鬼は鬼面(頭)のほか、胴体(竹製)・剣状の尻尾(木製)・竹笛が残されています。

客神社祭礼の牛鬼がいつから始まったのかは不明ですが、現存する鬼面は江戸時代製作と伝えられています。

客神社の鬼面は、角の先端が内側に曲がっている点に特徴があり、牛鬼の鬼面の地域差を知る上でも貴重です。

現在は、昭和30年頃に製作された複製品が使用されていますが、古い牛鬼は神輿庫に設けられた展示室に納められており、見学できます。

写真

牛鬼 予子林客神社の牛鬼

客神社の位置図