臥龍山荘庭園
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年4月15日更新
名称 | 臥龍山荘庭園(がりゅうさんそう ていえん) |
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指定種別 | 国指定 |
種別 | 名勝 |
指定年月日 | 令和3年10月11日 |
面積 | 臥龍山荘と蓬莱山 (河川を含む)約6,700平方メートル |
所在地 | 大洲市大洲 |
所有者 | 国・大洲市 |
概要
臥龍山荘は、貿易商の河内寅次郎(こうち とらじろう)が明治時代後期に、肱川に臨む景勝地に造営した別荘で、臥龍院・不老庵・文庫の建物は国の重要文化財に指定されています。
臥龍山荘庭園は、建物や庭園のある崖上の細長い平場部分と、その東側にある「蓬莱山(ほうらい さん)」と呼ばれる島、それらの間にある渓谷「臥龍の淵(がりゅうの ふち)」の3つの部分から構成されています。
山荘内の建物からは、眼下を流れる肱川と、冨士山(とみす やま)、梁瀬山(やなせ やま)、亀山などの山々が取り囲むように裾を重ねた壮大な景観を眺望することができ、周辺の景観を大きく取り込んで空間を構成している点は、きわめて独創的といえます。
写真
上空から見た臥龍山荘
対岸から見た臥龍山荘