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名称 | 安楽寺のモッコク(あんらくじ の もっこく) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和42年7月24日 |
数量 | 1本 |
所在地 | 大洲市肱川町中居谷1440 |
所有者 | 安楽寺 |
この木は、肱川中居谷地区にあり、粟太郎(あわたろう)川左岸側の安楽寺境内にあります。
樹高は約8.5m、樹齢は約600年と推定されています。
枝張りは約10mで、四方にバランスよく枝がのび、こんもりとした樹冠が特徴で、モッコクの典型例ともいえる美しい樹形です。
安楽寺は、応永12(1405)年に渓壽寺(けいじゅ じ、大洲市菅田町宇津)から照海千周(しょうかい せんしゅう)和尚を開山に迎えたとされており、推定樹齢を考慮すると、この木は開山当初から根づいていた可能性もあります。
市内のモッコクとしては最長寿とみられ、また、樹形も美しく整っていることから、貴重な樹木といえます。
安楽寺のモッコク