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大川鍾乳洞

更新日:2022年4月15日更新 印刷ページ表示
 
名称 大川鍾乳洞(おおかわ しょうにゅうどう)
指定種別 市指定
種別 天然記念物
指定年月日 昭和31年9月30日
所在地 大洲市森山
所有者 個人

概要

鍾乳洞(しょうにゅうどう)とは、石灰岩が水によって浸食されてできた洞窟のことです。

この大川鍾乳洞は、森山地区の南部、橡元(とちもと)川中流域の右岸に位置し、古生代石炭紀後半(約3億2,300万~2億9,900万年前)から中生代三畳紀(約2億5,190万~2億130万年前)に形成された石灰岩地帯にあります。

石灰岩地帯は、大洲市内ではごくわずかな範囲にしか存在しないため、めずらしい地質といえます。

この鍾乳洞は、約20×30mの規模で広がり、出入口は3箇所あります。

内部は山の斜面に沿うようにして傾斜がつき、鍾乳洞に特徴的なフローストーン(流れ石)などを観察することができます。

鍾乳洞としては小規模なものですが、市内では唯一のものであり、学術的に価値が高く貴重です。

写真

大川鍾乳洞 大川鍾乳洞

位置図