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名称 | 豊茂郷獅子舞(とよしげ ごう ししまい) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 無形民俗文化財 |
指定年月日 | 平成16年9月9日 |
所在地 | 大洲市豊茂 |
所有者 | 郷獅子舞保存会 |
豊茂郷獅子舞は、長浜町の豊茂地区西部に位置する郷地区で受け継がれている、伝統的な民俗芸能です。
天保7(1836)年ごろからはじまったとされます。
雄獅子は、肩車をして背高く踊る継ぎ獅子であり、勇壮さが感じられます。
雌獅子は、笛と太鼓の軽やかな拍子に合わせて舞いますが、雄獅子よりも荒々しく感じます。
このほか、子どもが扮する猿と狐が、雄獅子と雌獅子の2匹の獅子につきまとい、獅子の恰好を真似して舞います。
この猿と狐が舞う姿は、市内の獅子舞とは異なったユーモラスな表現になっています。
この獅子舞は、勇壮さと面白さを併せもつ特徴的な舞いのほか、市内でも数少ない継ぎ獅子を伝えている点からも、貴重な獅子舞といえます。
豊茂郷獅子舞の一場面