小野地蔵尊座像
印刷用ページを表示する 掲載日:2021年4月20日更新
名称 | 小野地蔵尊座像(おの じぞうそん ざぞう) |
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指定種別 | 有形文化財(彫刻) |
指定年月日 | 平成2年9月13日 |
数量 | 1躯 |
所在地 | 大洲市白滝 |
所有者 | 小野地区 |
概要
白滝の小野集会所に安置されているこの木像は、像高125 cmの等身大で、左足を垂下して座った容姿をとっています。
この容姿は、平安時代後期以降にみられる特徴です。
もともと、江戸時代初期(17世紀)につくられたとされ、昭和7(1932)年に発見された油紙から、延享元(1744)年に修復されたものと伝えられてきました。
しかし、近年の詳細な再調査において、延享元年は造像された年である可能性が高まり、江戸時代中期(18世紀)の制作であることがわかってきました。
江戸時代に造像されたこの像は、きわめて正統的で、丁寧な作風を表した仏像といえます。
写真
小野地蔵尊座像