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| 名称 |
大貸のヤマモモ(おおかしの やまもも) |
|---|---|
| 指定種別 | 市指定 |
| 種別 | 天然記念物 |
| 数量 | 1本 |
| 指定年月日 | 平成4年10月27日 |
| 所在地 | 大洲市宇和川丙2324-2 |
| 所有者 | 個人 |
この木は、大川地区の肱川左岸山間部の大貸集落(標高300m前後)にあります。
樹齢が約300年になっても樹勢は旺盛で、毎年多くの果実をつけます。
ヤマモモの果実は1~2cmの球形で、夏になると暗紅紫色(あん こうし しょく)に熟し、生食のほか、ジャムや果実酒などにも加工されます。
また、かつて大洲地域の一部では、樹皮が茶色染料として用いられるなど、日常生活との結びつきが強い種でした。
現在は、街路樹や庭木として、市内でも頻繁に植栽されています。
目にする機会の多いヤマモモですが、この木は樹高約14mと市内では最大級の大きさを誇り、また、樹齢も古いことから、貴重なものといえます。
大貸のヤマモモ