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ハルニレ

更新日:2019年4月19日更新 印刷ページ表示
名称 ハルニレ(はるにれ)
指定種別 県指定
種別 天然記念物
指定年月日 昭和39年3月27日
所在地 大洲市東宇山乙153
所有者 法圓寺

概要 

この木は、肱川右岸の感応寺山(標高688.6m)南西部にある小高い丘の上で、雑木に交じって自生しています。

樹高は約15mで、枝張りは東西約24m、南北約18mを測り、樹齢は約400年と推定されます。

ハルニレのことを、市内では「ネレノキ」「オンニレ」とも呼びます。

ハルニレは本来、北海道や東北など日本列島北部が分布の中心で、中・四国は分布の南限にあたります。

しかし、分布の南限にもかかわらず、推定樹齢が約400年になる巨樹にまで生長する例は極めてめずらしく、県内では他に例がありません。

こうした希少性だけでなく、ハルニレの特徴や周辺の植生を考えるうえでも重要な1本といえます。

写真

東宇山のハルニレ ハルニレ

位置図