孔子木像
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月19日更新
名称 | 孔子木像(こうし もくぞう) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 有形文化財(彫刻) |
数量 | 1躯 |
指定年月日 | 平成14年7月29日 |
所有者 | 愛媛県立大洲高等学校 |
概要
この木像は、昭和14(1939)年、愛媛県立大洲中学校(現在の大洲高等学校)の敷地内に「至徳堂(しとくどう)」が建立された際、大洲藩校「止善書院明倫堂」の塾頭であった高田忠次郎の子孫から寄贈されたものです。
像高43cm、肩幅17cmと小ぶりなこの木像は、もともと中江藤樹が安曇川(あどがわ、滋賀県高島市)で開いた私塾「藤樹書院」に祀られていました。
その後、藤樹の門人で大洲藩士の清水季格が譲り受け、さらに川田雄琴(かわた ゆうきん)によって、延享4(1747)年に完成した大洲藩校「止善書院明倫堂」に祀られ、藩が学問を推進していくうえでの象徴とされました。
当資料は、大洲藩校「止善書院明倫堂」時代から受け継がれてきた数少ない遺物として、貴重な資料といえます。
写真
孔子木像