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細井広沢筆明倫堂額書

更新日:2019年4月19日更新 印刷ページ表示

名称

細井広沢筆明倫堂額書(ほそいこうたく ひつ めいりんどう がくしょ )

指定種別 市指定
種別 有形文化財(書跡)
数量 1点
指定年月日 昭和46年8月30日
所有者 個人

概要

細井広沢(ほそい こうたく)は、陽明学者の北島雪山(きたじま せつざん)に書を学び、兵学、歌道、天文などのあらゆる知識に通じ、その博学が認められ、幕府側用人の柳沢吉保(やなぎさわ よしやす)に召し抱えられた人物です。

この額書は、細井広沢が享保2(1717)年、同志で陽明学者の三輪執斎(みわ しっさい)が、京都から江戸に出て、下谷荒神町中江藤樹の祠堂「明倫堂」を建てた際、その建物の名称を額に書き記したものです。

この明倫堂は、川田雄琴が大洲へ赴任する際、師匠である三輪執斎から明倫堂の建物とともに、この額書も授けられており、藩校の落成以降は明倫堂内に掲げられていました。

この資料は、大洲藩校「止善書院明倫堂」創設までの歴史を伝える、貴重な資料といえます。

写真

 明倫堂扁額 細井広沢筆明倫堂額書