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田処熊野神社のカヤ

更新日:2019年4月19日更新 印刷ページ表示
名称 田処熊野神社のカヤ(たどころ くまのじんじゃの かや)
指定種別 市指定
種別 天然記念物
指定年月日 昭和38年7月1日
所在地 大洲市田処甲1709
所有者 熊野神社

概要 

この木は、矢落川上流部の左岸にある熊野神社の境内に立っています。

この熊野神社には、「元和元(1615)年、紀伊国の熊野三山(くまの さんざん)の宮司兄弟が不仲となり、弟であった藤大夫が宝物などを持ち出して、田処シダ山に祭ったのが神社の起源」という伝承が残されています。

この木は雌木で、樹高約20m、枝張りは東西約21m、南北約25.5mになり、樹齢は約500年と推定されます。

市内のカヤとしては「田口天満宮(たのくち てんまんぐう)のカヤ」と、ほぼ同じ規模を誇ります。

カヤの周辺をスギの大木が囲んでいるため樹冠は整っていませんが、大枝が不均等に広がった様子は、歴史ある熊野神社と同様に、偉容ある風格を醸(かも)し出しています。

写真

田処熊野神社のカヤ 田処熊野神社のカヤ

位置図