新屋敷のナツメ
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月19日更新
名称 | 新屋敷のナツメ(しんやしきの なつめ) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和45年8月30日 |
所在地 | 大洲市大洲981 |
所有者 | 個人 |
概要
この木は、大洲城下の南に広がる山の麓に位置し、現在は個人宅の庭にあります。
樹高は約11m、幹周は1.4mになります。
また、樹齢は約200年と推定されるため、江戸時代、武家屋敷の中に植えられたと考えられます。
ナツメは中国から西アジアが原産で、その和名は、初夏になってようやく芽が出ること(夏芽)が由来とされます。
果実は加工し、ドライフルーツや茶などとして食用にされてきたほか、生薬としても古くから利用されてきました。
庭木や街路樹としてよく植栽され、普段目にする機会の多い樹木のひとつですが、この木はナツメとしては市内最大であり、市内では唯一の天然記念物に指定されています。
写真
新屋敷のナツメ