貫小屋のヤブツバキ
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月19日更新
名称 | 貫小屋のヤブツバキ(ぬきごやの やぶつばき) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 天然記念物 |
指定年月日 | 平成7年11月21日 |
所在地 | 大洲市菅田町大竹貫小屋 |
所有者 | 神明神社 |
概要
この木は、菅田町大竹の貫小屋地区に所在し、標高約260mの山腹にある神明(しんめい)神社境内に立っています。
樹高は約13.5m、推定樹齢は約200年を数えます。
神社の本殿などが建立されたのは万延元(1860)年といわれ、それよりも以前から育っていたようです。
毎年1月から2月ごろになると、花弁が完全に開ききらない小ぶりの赤い花が咲き、ヤブツバキの典型的な特徴が表れています。
大洲地域などでは、ヤブツバキのことを「カタシ」「カタシノキ」とも呼びますが、これは種子を砕いて油を採るとき、殻が堅く割りにくいことが由来とされています。
ヤブツバキは、大洲地域の植生としては代表的な種ですが、この木は市内のツバキの中で最も樹高が高く、樹齢も古いことから、貴重な1本といえます。
写真
貫小屋のヤブツバキ
貫小屋のヤブツバキ 開花の様子