ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > わがまちの文化財 > 久保家文書

本文

久保家文書

更新日:2017年4月14日更新 印刷ページ表示
名称久保家文書(くぼけ もんじょ)
指定種別市指定
種別有形文化財(古文書)
数量1式
指定年月日昭和48年2月7日
所在地西予市宇和町卯之町4-11-2(愛媛県歴史文化博物館内)
所有者個人

概要

 久保家文書とは、新谷藩領今坊村(現・大洲市長浜町今坊)の庄屋久保家に伝来した江戸時代の古文書です。
 戦国時代、久保家は、今坊と戒川との境に位置する滝山城の城主でしたが、豊臣秀吉の四国平定後は下城して、今坊村の庄屋を代々勤めるようになりました。

 本文書は、村の運営などに関する公文書が中心で、天保期から幕末にかけての文書が極めて多く残されています。
 なかでも、天保9(1838)年、幕府の巡検使(じゅんけんし、大名の監視と情勢調査のために諸国に遣わされた上使)が村を通行する際の、その受け入れ準備から通過するまでの様子を一部絵入りで詳細に記している文書などは、貴重なものです。

 新谷藩関係の古文書は数少なく、藩の制度、経済、民政などについて知ることのできる重要な史料です。

写真

久保家文書 久保家文書