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長瀬遺跡

更新日:2016年12月26日更新 印刷ページ表示
名称長瀬遺跡(ながせ いせき)
指定種別市指定
種別史跡
指定年月日昭和60年1月1日
所在地大洲市肱川町宇和川329
所有者個人

概要 

 本遺跡は、肱川町宇和川にあり、肱川が形成した河岸段丘上の、南西方向へ傾斜する緩斜面上に位置します。
 これまで、打製石鏃(だせいせきぞく、石製の矢尻)などの石器が採取されており、形状から判断して縄文時代(約13,000~2,300年前)のものと考えられています。採取された石器の多くは、市内で得られる赤色珪質岩(せきしょく けいしつがん)でつくられています。しかし一部には、黒曜石(こくようせき)(大分県姫島)、サヌカイト(香川県)、頁岩(けつがん)(高知県)など、市内では採れない石材も使われています。
 このため、縄文時代から遠隔地との交易があったと推測でき、当時の人びとの活動を考える上で、意義深い遺跡といえます。

写真

長瀬遺跡 長瀬遺跡

位置図