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名称 | 神明神社のヒイラギ(しんめいじんじゃの ひいらぎ) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 天然記念物 |
数量 | 1本 |
指定年月日 | 平成28年5月30日 |
所在地 | 大洲市肱川町名荷谷1770番地 |
所有者 | 神明神社 |
神明神社は、肱川町名荷谷(みょうがたに)の正山(しょうざん)地区にある神社です。
この地域に住んでいた城戸氏が伊勢参りをした際、地元の上森山(かんもりやま)へ勧請(かんじょう)した神社と伝わり、大正5(1916)年に現在の場所へ移設されました。
ヒイラギの幼木は、葉が鋸歯(きょし、葉の縁のノコギリ状の切れ込み)になるため、古くから魔除けとして用いられてきました。
この木も、神社社殿の鬼門(きもん)の方角(北東方向)に位置しており、魔除けとしての役割が期待されたと思われます。
ただし、ヒイラギの老木は鋸歯をつけにくいという特徴があり、推定樹齢約300年を数えるこの木も、鋸歯はほとんど現れません。
全体的に均整のとれた樹形で、樹高約7.6m、幹周1.72mと、市内のヒイラギとしては最大級の大きさを誇ります。
神明神社のヒイラギ
神明神社のヒイラギ(葉の様子)