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名称 | 平地番所跡(ひらじ ばんしょあと) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | 昭和31年9月30日 |
所在地 | 大洲市平野町平地1の1 |
所有者 | 個人 |
平地番所跡は、現在の平野公民館近くに位置し、かつて大洲藩と宇和島藩との境にあった番所跡です。八幡浜街道沿いに、宇和島藩側の関所として置かれたものです。
番所とは、江戸時代に藩の境の関所に置かれた藩の施設のことで、役人の詰所となった建物です。交通の要衝に設置され、通行人や荷物の検査・税の徴収などをおこないました。
現在の平野地区は、もともと宇和島藩領ですが、平地村と野田村とが合併して「平野村」となり、明治32(1899)年に西宇和郡から喜多郡に編入され、現在の大洲市域になります。隣接する大洲藩とは藩が異なっていましたが、大火など非常の際には相互に助けあうなど、当時から地域的な繋がりが強かったと考えられます。
平地番所跡に立つ石碑