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平地番所跡

更新日:2016年12月26日更新 印刷ページ表示
名称平地番所跡(ひらじ ばんしょあと)
指定種別市指定
種別史跡
指定年月日

昭和31年9月30日

所在地大洲市平野町平地1の1
所有者個人

概要

 平地番所跡は、現在の平野公民館近くに位置し、かつて大洲藩と宇和島藩との境にあった番所跡です。八幡浜街道沿いに、宇和島藩側の関所として置かれたものです。

 番所とは、江戸時代に藩の境の関所に置かれた藩の施設のことで、役人の詰所となった建物です。交通の要衝に設置され、通行人や荷物の検査・税の徴収などをおこないました。

 現在の平野地区は、もともと宇和島藩領ですが、平地村と野田村とが合併して「平野村」となり、明治32(1899)年に西宇和郡から喜多郡に編入され、現在の大洲市域になります。隣接する大洲藩とは藩が異なっていましたが、大火など非常の際には相互に助けあうなど、当時から地域的な繋がりが強かったと考えられます。

 

写真

平地番所跡石碑  平地番所跡に立つ石碑

位置図