ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

堀城跡

更新日:2016年12月26日更新 印刷ページ表示
名称堀城跡(ほり じょうせき)
指定種別市指定
種別史跡

指定年月日

昭和49年3月16日
所在地大洲市肱川町山鳥坂4285
所有者春日神社

概要

 本城跡は、肱川山鳥坂地区の河辺川が大きく蛇行する部分の山上に所在しています。
 城跡は、現在春日神社本殿が建っている本丸跡を楕円形の二の丸がとり巻き、三方は急峻(きゅうしゅん)な崖で眼下の河辺川を天然の堀とした堅固な要害でした。

 16世紀後半頃は和氣氏が城主で、その後は菅田城主の大野直之(おおの なおゆき)が城主になったと言われています。大野直之は、大洲 地蔵ヶ嶽(じぞうがだけ)城主 宇都宮氏の重臣で、後に主君の宇都宮氏を追放して地蔵ヶ嶽城主となった人物です。
 小早川隆景軍との戦いに敗れた際に、堀城に落ち延びて最期を迎えたと伝えられていて、その時に所持していたとされる脇差が山鳥坂村庄屋家に伝来し、現存しています。 

写真

堀城跡 堀城跡

位置図