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木造盤珪和尚坐像

更新日:2016年12月26日更新 印刷ページ表示
名称木造盤珪和尚坐像(もくぞう ばんけいおしょう ざぞう)
指定種別市指定
種別有形文化財
数量1躯
指定年月日昭和47年5月2日
所在地大洲市柚木943
所有者如法寺

概要

   冨士山(とみすやま)山中にある、奥旨軒(おうしけん)と呼ばれる如法寺(にょほうじ)のお堂には、如法寺を開山した盤珪和尚(1622~1693)の木像が安置されています。等身大よりやや細めに造られたとされるこの木像は、全高1.16mで、台座に座り手には竹箆(しっぺい、指導に用いる竹製の杖)をもった姿をしています。
 木像の太腿の裏側には、約3cm角の黒漆塗の板がはめ込まれ、奥旨軒の由来が刻まれています。これによると、この像は元禄5(1692)年、奥旨軒造営の際に盤珪和尚が自作の像を安置したと記されていて、生前の姿を伝える像として大変貴重なものと言えます。
 また、如法寺にはもう一体の盤珪和尚の像が存在します。元禄10(1697)年に造られたもので、現在、如法寺仏殿内に安置されています。

写真

盤珪坐像 木造盤珪和尚坐像