ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > わがまちの文化財 > 天神社のアオネカズラ

本文

天神社のアオネカズラ

更新日:2016年12月26日更新 印刷ページ表示
名称天神社のアオネカズラ(てんじんじゃの あおねかずら)
指定種別市指定
種別天然記念物
指定年月日昭和56年3月10日
所在地大洲市河辺町北平4723
所有者天神社

概要

  アオネカズラは、冬緑性(とうりょくせい、夏に落葉し、秋から冬にかけて葉が開く性質)のシダ植物で、樹木の幹や岩の上などに繁殖します。青緑色(せいりょくしょく)の根茎(こんけい)が岩の表面などを長く這う様子から、和名で表示すると「青根葛(あおねかずら)」となります。
 根茎は、径4~5mmとやや肉厚で、枝分かれしてまばらに葉をつけます。淡緑色で少し厚手の葉は長さ20cm程になり、羽状に深く裂けて両面がビロード状の毛で覆われます。
 本種は、関東以西の本洲、九州、四国に分布しています。大洲市内でも所々に分布しますが、天神社(大洲市河辺町)付近に最も多く群生しており、貴重な植物です。

 

写真

天神社のアオネカズラ 天神社のアオネカズラ

位置図