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名称 | 大谷文楽(おおたに ぶんらく) |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 無形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和39年3月27日 |
所在地 | 大洲市肱川町大谷1735 |
所有者 | 大谷文楽保存会 |
文楽とは、物語を語る太夫、三味線弾き、人形遣いの三者によって演じられる操り人形芝居のことで、人形浄瑠璃とも言われます。
室町時代末期から江戸時代にかけて江戸、京都、大坂で人気となった人形芝居(文楽)は、その後全国へ広がり、各地に人形芝居の一座が誕生することとなりました。
大谷文楽は、嘉永6(1853)年、淡路の人形芝居・吉田伝次郎一座が大谷村を巡業したことに端を発します。
巡業中、12代将軍家慶の死去によって発せられた鳴物停止令(なりもの ちょうじれい)によって一座が解散した後に、村に残った一部の座員が村の青年に人形の操り方を教えたのが、大谷文楽のはじまりとされています。
現在は、「大谷文楽保存会」によって、保存伝承活動が行われており、定期公演をはじめ他地域の文楽保存会との合同公演など幅広く活躍しています。
大谷文楽(公演の一場面)