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名称 | 大洲城天守雛形(おおずじょう てんしゅ ひながた) |
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指定種別 | 市指定 |
種別 | 有形文化財 |
数量 | 1点 |
指定年月日 | 平成14年3月26日 |
所在地 | 大洲市中村618の1(大洲市立博物館) |
所有者 | 大洲市 |
天守雛型とは、天守を建築する時、または修復の時内部の木組みが分かるように製作された模型のことです。
残存しているものは全国的にも数少なく、天守雛型としては大洲城の天守雛型を含めて数件のみで、大洲藩の大工棟梁を務めた中野家に伝わっていました。
大洲城の天守雛型は、平成11(1999)年に発掘調査で発見された礎石と、この雛型を基に設計した天守復元図を重ね合わせたところ、柱の位置が一致したことから、明治21(1888)年に取り壊された大洲城天守の正確な模型であることがわかりました。
この雛型をもとにして現在の大洲城天守は、内部の木組についても忠実に復元することができました。これらのことから、この天守雛型は当市にとって貴重な文化財であると言えます。
現在、大洲市立博物館にて展示中です。