銅鐘
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月14日更新
名称 | 銅鐘(どうしょう) |
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指定区分 | 国指定 |
種別 | 工芸品 |
指定年月日 | 大正7年4月8日 |
数量 | 1口 |
所在地 | 大洲市豊茂乙1 |
所有者 | 出石寺 |
概要
金山出石寺に伝わるこの青銅製の鐘は、高麗王朝時代(918~1392年)の朝鮮半島で作られたいわゆる朝鮮鐘と呼ばれるものです。
銅鐘の下部には、仏像とそれを囲む2体の跪座天人像(きざ てんにん ぞう)が描かれ、日本のものとは雰囲気の異なる優雅な文様を見ることができます。
伝承では、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、従軍した当時の大洲城主・藤堂高虎が朝鮮より持ち帰って出石寺に奉納したものとも言われます。
しかし、仏教信仰により大陸から輸入されたものである可能性もあり、当寺に伝わった経緯は定かではありません。
写真
銅鐘