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名称 | 大洲城台所櫓(おおずじょう だいどころやぐら) |
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指定区分 | 国指定 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 昭和32年6月18日 |
数量 | 1棟(附 棟札1枚) |
所在地 | 大洲市大洲903 |
所有者 | 大洲市 |
大洲城内に現存する4棟の櫓の一つで、渡櫓で天守に連結されている櫓です。
創建された年代は江戸前期頃と考えられますが、現在の櫓は安政4(1857)年の大地震により大破したため、安政6(1859)年に再建されたものです。
台所櫓は、その名のとおり台所の機能が付属しためずらしい櫓です。
籠城時には城兵のための台所として使用されるため、1階の3分の1が土間となっているほか、排煙用の格子窓なども取り付けられています。
櫓の大きさは6間×4間(天守は6間×7間)と、かつて大洲城に存在した櫓の中では最大規模のもので、小天守とも呼ぶべき様相を呈しています。
台所櫓 外観