麟鳳閣
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年7月12日更新
名称 | 麟鳳閣(りんぽうかく) |
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指定区分 | 県指定 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 昭和36年3月31日 |
数量 | 1棟(附 棟札1枚) |
所在地 | 大洲市新谷町甲190(大洲市立新谷小学校内) |
所有者 | 大洲市 |
概要
麟鳳閣は、新谷藩の陣屋内に存在した建物の一つです。
幕末の慶応4(1868)年3月に建築され、評定所(ひょうじょうしょ)や謁見所(えっけんじょ)の役割を果たしていたと考えられています。
明治4(1871)年の廃藩置県以降は、一時、新谷県庁舎として、また明治5年からは令教小学校(現・新谷小学校)の校舎としても利用されました。
建物の構造は、木造平屋建・入母屋造りの桟瓦葺きになっています。
内部には付書院(つけ しょいん)などを設けた格式の高い「一之間」のほか、4つの「次の間」で構成され、部屋の周囲には幅1間の畳敷の廊下が巡らされています。
建物への細工は少ないものの、格調高い豪快な造りであり、陣屋跡に唯一残る建物として貴重なものです。
※内部のご見学については、事前に大洲市立新谷小学校(電話:0893-25-0803)へお問い合わせください。
※小学校休校日のご見学については、事前に大洲市教育委員会文化スポーツ課(電話:0893-57-9993)にご相談ください。
写真
麟鳳閣 外観