大洲城下台所
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月14日更新
名称 | 大洲城下台所(おおずじょう しもだいどころ) |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 昭和43年3月8日 |
数量 | 1棟 |
所在地 | 大洲市大洲891-1 |
所有者 | 大洲市 |
概要
大洲城下台所は、重要文化財の4棟の櫓とともに大洲城内に現存する数少ない建造物です。
土蔵風の造りをした一部二階建て、高床構造の建物で、城内における食糧庫の役割を果たしたと考えられます。
建築年代は不明ですが、元禄5(1692)年の絵図には既に描かれていることから、それ以前に建築されたと推定されます。
明治時代以後は、監獄、製糸工場、酒造工場の倉庫などに使用されますが、監獄時代のもののなかには、上級武士だった自分が看守となった現在を嘆いた旧藩士の落書きなど、興味深い資料も残されています。
写真
大洲城下台所 外観