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御幸の橋

更新日:2017年4月14日更新 印刷ページ表示

名称

御幸の橋(みゆきの はし)
指定種別県指定
種別有形民俗
指定年月日昭和45年3月27日
数量1棟
所在地大洲市河辺町北平
所有者天神社

概要

 肱川上流の河辺川にかかる御幸の橋は、中央が半円形に反った太鼓橋で、屋根が付いためずらしい形状のものです。
 このような屋根付の橋は、県内では肱川水系でしか見られないものです。
 現在、河辺地域には八つの屋根付橋が存在しており「河辺浪漫八橋」と呼ばれていますが、そのなかでも、この御幸の橋が最も古く、明治19(1886)年に完成したと伝えられています。

 屋根は切妻造りの杉皮葺きで、欄干には擬宝珠(ぎぼし)と呼ばれる装飾が付けられ、「御幸乃橋」と刻名されています。
 平成22(2010)年度には河辺浪漫八橋保存会が中心となって、屋根葺替え修理がおこなわれました。

 坂本龍馬脱藩イベントの舞台としても知られており、多くの龍馬ファンに親しまれています。

写真

御幸の橋  御幸の橋 外観

位置図