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名称 | 御幸の橋(みゆきの はし) |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 有形民俗 |
指定年月日 | 昭和45年3月27日 |
数量 | 1棟 |
所在地 | 大洲市河辺町北平 |
所有者 | 天神社 |
肱川上流の河辺川にかかる御幸の橋は、中央が半円形に反った太鼓橋で、屋根が付いためずらしい形状のものです。
このような屋根付の橋は、県内では肱川水系でしか見られないものです。
現在、河辺地域には八つの屋根付橋が存在しており「河辺浪漫八橋」と呼ばれていますが、そのなかでも、この御幸の橋が最も古く、明治19(1886)年に完成したと伝えられています。
屋根は切妻造りの杉皮葺きで、欄干には擬宝珠(ぎぼし)と呼ばれる装飾が付けられ、「御幸乃橋」と刻名されています。
平成22(2010)年度には河辺浪漫八橋保存会が中心となって、屋根葺替え修理がおこなわれました。
坂本龍馬脱藩イベントの舞台としても知られており、多くの龍馬ファンに親しまれています。
御幸の橋 外観