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名称 | 八幡神社社叢(はちまん じんじゃ しゃそう) |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和32年12月14日 |
所在地 | 大洲市阿蔵甲1844 |
所有者 | 八幡神社 |
八幡神社は、大洲城の北西に位置し、肱川を臨んだ標高約70mの小高い山の頂部にあります。
この社叢は、八幡神社を中心とした約60aに広がり、ほぼ自然の状態が残されています。
木本120種以上、草本100種以上が社叢内で繁茂していますが、なかでもシダ類が多く、森の豊かさを物語っています。
高木層は、ツブラジイ、アラカシが多く、そのなかにトキワガキ、ルリミノキ、クロバイなどの暖地性の常緑広葉樹が生長しています。
これら植物の状態からは、大洲地方における本来の自然林の様子を知ることができ、学術的に貴重といえます。
また、大洲城や肱川橋などからも、社叢全体を見通すことができ、風致上もよい景観を保っています
対岸から見た社叢の様子
トキワガキの種実