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自然

更新日:2014年12月4日更新 印刷ページ表示

肱川

肱川上流肱川中流肱川下流
(左から、上流・中流・下流)

 肱川は、その源を東宇和郡宇和町正信(標高460m)に発し、宇和盆地を南下した後東に向きを変え、狭隘な山間部を経て大洲盆地を貫流し伊予灘に注いでいます。

 流域面積は、1市11町2村にまたがる1,210平方キロメートル、幹線流路延長は、黒瀬川、舟戸川、河辺川、小田川、矢落川などの支流を含む103kmに及ぶ愛媛県下で最大の一級河川です。

 自然条件は、他の河川と比較して地形的に特徴のある河川で、流域面積の約90%が山地であり、平野は、上流の宇和・野村、中流の大洲盆地だけで、その他は山裾が川まで迫る状態が河口まで続いています。

 また、水源地と河口が直線距離にしてわずか18kmしかなく、大きく肘のように曲がった流れからこの名前がついたと言われています。

 日本3大鵜飼いのひとつ「水郷大洲の鵜飼い」には、夏から秋にかけて、多くの人々が訪れます。

鵜飼い鵜
(鵜飼と鵜)

オシドリ

オシドリ
オシドリ

 鹿野川湖に飛来するオシドリは約3,000羽以上にものぼりますが、これは日本に飛来するオシドリの約60%です。1月頃にやってきたオシドリは2月頃まで羽を休め、湖周辺で木の実などを食べながら冬を越します。

 このほかにも鹿野川湖にはマガモやコガモ、カルガモなどが飛来するため、周辺は野鳥の楽園となっています。オシドリの観察ポイントは大谷橋下と鹿野川湖大橋周辺。可愛い鳥たちを驚かせないよう、そっと観察したいですね。

雲海

雲海
雲海

 壮大にして神秘的な自然現象である雲海。10月~2月にかけて、天気のいい日の早朝に小高い丘に登れば、この雲海を目にすることができます。
 この写真の撮影場所は大谷の影地地区から予子林地区を望んだもので、中央の高雄山から肱栄方面 にかけて霧が立ちこめています。宿泊施設にステイし、ちょっと早起きをして、雲海を見てみるのもいいですね。