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大洲市街から車で30分ほど山間を走ると、大洲市柳沢地区に入ります。自然豊かなこの地域で活動をされている「木林森(ひふみ)夢倶楽部」とは・・・?
少ない情報の中、胸に期待をいだきながら、取材場所の柳沢公民館に到着。
今回お話を聞かせていただいたのは、「木林森夢倶楽部」会長の水元庄一さん。
どのような活動をされているのか尋ねると、
「なんでもやりますよ。おもしろいと思ったら。やれる時にやれる者がやるんです。」
柳沢は田舎の集落で、若者が少なく、平均年齢が高い地域。
何とか地元を盛り上げていきたい、皆で楽しみたいという強い想いがこの団体結成の始まりだったそうです。
合言葉は「寝て見る夢より起きて見る夢」
地域コミュニティの活性化、地域に対する各々の夢を形にするため、地元の有志が少しずつ集うようになり、皆のアイディアと行動力が色々な形となって地域に元気を与えるようになりました。
道路沿いに桜の木を2000本植えるプロジェクト、蛍養殖場の建設と維持、雲海展望公園(雲海の宿「雲母荘」)整備、「雲海まつり」の開催、地域案内板、ジャンボ門松の設置と、木林森夢倶楽部の「活動」は、地域の随所に目に見える形で残っています。
会長の水元庄一さん
「どのプロジェクトもアイディアを出した人がリーダーになる。」
「年に1つは地域に形ある物を残すようにしています。」
柔らかい口調での話の中、時々現れるシンプルな「決めごと」。木林森夢倶楽部が「活動」を形として残せるのは、この「決めごと」のおかげかもしれません。
宿泊施設「雲母荘」の建設には、廃材を多く再利用してあり、エコがうかがえます。
(左:雲海展望公園、右:宿泊施設(雲母荘))
奥には石風呂も完備、絶景を楽しみながら入浴ができます。
(左:宿泊施設(雲母荘)、右: 宿泊施設(石風呂))
毎年11月の第3日曜日に開催される「雲海まつり」では、雲海を背景に地元柳沢地区の伝統芸能「藤縄神楽(無形民俗文化財)」が行われます。大自然と相まった神々しい雰囲気は必見だそうです。
雲海まつり
平成13年度 | 大洲市コミュニティ推進優良者表彰・団体(大洲市コミュニティ推進中央委員会) |
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平成9年度 | ふるさと大洲街づくり大賞(大洲商工会議所) |
12月~1月上旬 | ジャンボ門松の設置 |
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5月~6月上旬 | 柳沢ほたるまつり |
11月第3日曜日 | 雲海まつり |