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平成29年度 市立大洲病院 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0歳~ | 10歳~ | 20歳~ | 30歳~ | 40歳~ | 50歳~ | 60歳~ | 70歳~ | 80歳~ | 90歳~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | - | 22名 | 26名 | 46名 | 57名 | 136名 | 402名 | 583名 | 704名 | 199名 |
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの総退院患者数は、2,279名で、うち2,177名が今回の病院指標の分析対象患者となります。
一番割合が高い退院患者年齢層は、80歳~89歳までの704名で、全体の約32%を占めます。次いで、70歳~79歳までの583名で約26%です。
(病院指標の作成ルールに則り、症例数が10未満の場合は表示されません。)
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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当院は平成30年4月から新規DPC対象病院になりました。平成29年度(平成29年4月1日から平成30年3月31日)における診断群分類別患者数等の集計に関してはデータを提出しておりませんので未掲載としております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
大腸癌 | - | - | - | - | 11 | - | 1 | 7 |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌とは、発症症例数が多いとされる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌をいいます。
UICC(国際対がん連合)が定めた腫瘍の病期分類があり、T(原発腫瘍の拡がり)、N(所属リンパ節転移の有無と拡がり)、M(遠隔転移の有無)を評価し、それを指標にがんの進行度と拡がりの程度を、一度に表すことが出来るように作られたのがStage分類です。
(病院指標の作成ルールに則り、症例数が10未満の場合は表示されません。)
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 71 | 18.58 | 77.86 |
重症 | 13 | 18.85 | 83.46 |
超重症 | 23 | 35.35 | 85.00 |
不明 | - | - | - |
市中肺炎とは、普段の社会生活を送っている中で罹患した肺炎をいいます。
重症度は、治療方針決定のために「尿素窒素(BUN)」「動脈血酸素飽和度(SPO2)」「血圧」の結果及び「意識障害」「免疫不全状態」「肺炎重症度規定因子」を用いて分類しています。
当院では、軽症の場合は外来治療が基本となりますが、患者さんの状態によって入院しての加療となる場合があります。
中等症の患者数が一番多くなっており、また、重症度が増すにつれ在院日数も延びる傾向にあります。
(病院指標の作成ルールに則り、症例数が10未満の場合は表示されません。)
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 34 | 22.06 | 76.85 | 45.71% |
その他 | - | - | - | - |
脳梗塞とは、脳に栄養を与える動脈の閉塞または狭窄のため脳虚血を来たし、脳組織が酸素または栄養の不足のため傷んでしまうことをいいます。また、それによる諸症状が脳梗塞後遺症と呼ばれることがあります。
(病院指標の作成ルールに則り、症例数が10未満の場合は表示されません。)
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 37 | 2.81 | 8.62 | 8.11 | 81.27 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 22 | 2.23 | 2.41 | 0.00 | 74.77 | |
K6872 | 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) | 10 | 10.10 | 12.80 | 10.00 | 85.40 | |
K6851 | 内視鏡的胆道結石除去術(胆道砕石術を伴うもの) | - | - | - | - | - | |
K6534 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(その他) | - | - | - | - | - |
当科で最も多い手術は内視鏡的胆道ステント留置術です。次いで、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術となっています。
大腸ポリープの内視鏡手術は外来での日帰り手術も行っています。
(病院指標の作成ルールに則り、症例数が10未満の場合は表示されません。)
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K634 | 腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術(両側) | 38 | 1.37 | 5.08 | 0.00 | 66.84 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 28 | 4.29 | 6.86 | 0.00 | 67.29 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | - | - | - | - | - | |
K6335 | 鼠経ヘルニア手術 | - | - | - | - | - | |
K718-22 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) | - | - | - | - | - |
当科で最も多い手術は腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術です。次いで、胆のう炎や胆のう結石症に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術となっています。
(病院指標の作成ルールに則り、症例数が10未満の場合は表示されません。)
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K1426 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) | 43 | 5.63 | 21.77 | 0.00 | 68.42 | |
K0461 | 骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿) | 38 | 2.61 | 32.95 | 15.79 | 80.50 | |
K093 | 手根管開放手術 | 15 | 0.00 | 1.73 | 0.00 | 70.60 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(肩、股) | 12 | 2.33 | 36.42 | 8.33 | 79.33 | |
K0821 | 人工関節置換術(肩、股、膝) | 12 | 9.75 | 32.92 | 8.33 | 72.00 |
当科で最も多い手術は脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術です。
腰部脊柱管狭窄症や頚椎症性脊髄症などに対して椎弓形成術を行っています。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) | 269 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 77.91 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | 46 | 0.00 | 1.98 | 0.00 | 68.89 | |
K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) | - | - | - | - | - | |
K2682 | 緑内障手術(流出路再建術) | - | - | - | - | - | |
K281 | 増殖性硝子体網膜症手術 | - | - | - | - | - |
当科で最も多い手術は水晶体再建術となっています。
水晶体再建術とは、白内障に対して行う手術で、当院では1泊2日の入院を基本としています。
(病院指標の作成ルールに則り、症例数が10未満の場合は表示されません。)
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) | 46 | 1.30 | 2.96 | 0.00 | 77.37 | |
K610-3 | 内シャント又は外シャント設置術 | 32 | 3.38 | 7.28 | 3.13 | 69.13 | |
K8411 | 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) | 26 | 1.00 | 5.85 | 0.00 | 71.38 | |
K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | 25 | 1.40 | 2.76 | 0.00 | 72.68 | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 11 | 0.45 | 2.00 | 0.00 | 71.18 |
当科で最も多い手術は膀胱悪性腫瘍手術となっています。
次いで、内シャント設置術となっています。腎臓の機能が低下して、血液透析が必要となった時に行います。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 14 | 0.64 |
異なる | 14 | 0.64 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 51 | 2.34 |
異なる | - | - |
この指標は、医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置の合併症について、入院契機病名(入院のきっかけとなった傷病)の同一性の有無を区別して対象患者数と発症率を示したものです。
(病院指標の作成ルールに則り、症例数が10未満の場合は表示されません。)
更新履歴
2018年9月25日 平成29年度病院指標を公開しました。