浪漫八橋
御幸の橋
天神社が創設された安永2年(1773年)に架設。
現橋は明治19年9月11日に大洪水により流失したものを祭礼に合わせるため同年、氏子総出で再現されたもので、ケヤキ材使用、屋根スギ皮葺でクギは一切使われていません。
平成10年度老朽化の為一部修復。
橋長8.3m・幅員 2.7m・梁上 1.75m
県指定有形民俗文化財(45・3・27指定)
三嶋橋
三嶋神社(中居部落)の参道にあたるこの場所に神様への信仰心をあらわすため、屋根を付けたといわれています。
架設費用の大半を地区住民をはじめ、関係者の浄財を募り架設し、その後の維持管理も地元対応でしたので、耐用年数や杉皮調達の関係から老朽化した屋根は、トタン葺きに葺きかわりました。
橋長 14.8m・幅員 2.6m
豊年橋
河辺川(一級河川)に架かっていた木橋の屋根付き橋が、昭和26年に取り壊されることとなり、その屋根付き橋の材料を住民が譲り受け自宅近くの小川に移設した杉皮葺きの橋です。
橋長 3.3m・幅員 1.8m
帯江橋
雨露による腐敗防止策として屋根付き橋が建設され、農産物や農機具の一時的な保管場所として、また住民の憩の場となっています。
三嶋橋と同様でトタン葺きに葺きかわりました。
橋長 16.5m・幅員 2.8m
龍神橋
三杯谷付近の約 5ha の自然林を買収し自然公園を整備する際、約 15m の三杯谷の滝の観賞用遊歩道の一部として杉皮葺きの橋を架設したものです。
橋長 6.0m・幅員 3.5m
ふれあい橋
平成元年に用地取得を行い平成2年度、3年度に施工した河辺ふるさと公園のシンボル施設として架設したものです。
村内には数多くの屋根付き橋があったが、車社会を迎えるとともに、永久橋に架け替えられ、次第に数が少なくなって行くのを憂い、村内唯一の公園にその文化を残したいと架設したものです。景観を良くするために平成22年11月に茅葺き、杉皮葺きの葺き直しを行いました。
橋長 25.8m・桁長 25.7m・支間長 25.0m・幅員2.0m ~ 4.0m
龍王橋
農業の神様として信仰される秋滝龍王神社へ通じる道に位置し、古くから集落のコミュニティ空間の場として共同活動休憩所、農産物の仮置場などに利用されていたものを、復元したものです。
橋長 25.4m・幅員 2.0m
秋滝橋
農業の神様として信仰される秋滝龍王神社へ通じる道に位置し、古くから集落のコミュニティ空間の場として共同活動休憩所、農産物の仮置場などに利用されていたものを、復元したものです。
橋長 4.0m・幅員 2.0m
飛石橋
古くから地域住民が、生活の知恵として川巾31mの河辺川に約27個の飛石を並べ農道として利用していたもです。
ふるさと水と土保全モデル事業により親水スペースとしても利用できるように復元しました。
延長 35.5m