本文
大洲のさといも・いもたき
大洲のさといも・いもたき
大洲のさといも
さといもは、水害にも強く、大洲市の伝統野菜として栽培されています。大洲市の中心を流れる肱川が栄養満点の土を運ぶため、ねっとりホクホクのさといもが育ちます。
やわらかくねっとりとした食感、きめが細かく滑らかな口当たりが特徴です。
さといもの特徴
さといもは、食物繊維をはじめカリウムやビタミンB1が豊富に含まれているにも関わらず、他のいも類と比較しても低カロリーで優秀な食材です。カリウムには、血圧を下げる効果やむくみ改善に効果があるとされています。
成分名 | さといも | じゃがいも |
---|---|---|
エネルギー | 52kcal | 71kcal |
たんぱく質 | 1.5g | 1.7g |
脂質 | 0.1g | 0.1g |
炭水化物 | 13.4g | 16.9g |
カリウム | 560mg | 340mg |
食物繊維 | 2.4g | 3.1g |
ビタミンB1 | 0.06mg | 0.07mg |
※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年より
さといもの旬
大洲で収穫されるさといもは、8月下旬から10月下旬ごろまで出荷されます。最旬は9月中旬から10月上旬です。
大洲のさといもはこちらで購入できます
愛媛県大洲市東大洲1702-1
0893-25-6262
※商品の全国発送を行っていますので、詳しくは「愛たい菜」にお問い合わせください。
さといものおいしい食べ方
大洲のさといもは、伝統料理「いもたき」の具材として多く使われています。
粘りが強いため煮崩れしにくく、サラダやコロッケなどの料理でも活躍します。「いもたき」以外のレシピを公開中ですので、ぜひご覧ください。
ねっとりホクホクで栄養たっぷり!冬を楽しむ大洲の里芋レシピ集
※いもたきのレシピは下記に掲載しています。
大洲のいもたき
いもたきは、さといも、油揚げ、こんにゃく、しいたけ、鶏肉などの具材を、醤油ベースで煮込んだ大洲の伝統料理です。
9月上旬に開催される「いもたき初煮会」を皮切りに、多くの人が肱川の河原で鍋を囲み、いもたきとその風情を楽しんでいます。
いもたきの歴史
いもたきのルーツには諸説ありますが、愛媛県史には、『藩政時代から受け継がれてきたこの地方独特の秋の風物詩であり、300年の伝統の味である。この地方には、春秋2回お籠り(おこもり)という地域住民の寄り合い行事があり、秋には肱川の河原に収穫の夏いも(=さといも)を持ち寄って、素朴な親睦融和の一刻を過ごした』との記述があり、地元の人々の素朴な風習が「いもたき」のルーツとされています。
現在は、その風習を市民のみなさんに楽しんでいただけるように、昭和41年に観光事業化しており、9月上旬から10月中旬まで、秋の風物詩として肱川の河原でいもたきを楽しむことができます。
日本三大芋煮
平成25年度に交通新聞社が発行した旅行雑誌「旅の手帖」において、愛媛県大洲市、山形県中山町、島根県津和野町の3つの芋煮が「日本三大芋煮」として紹介されました。それ以来、3市町が連携して、それぞれの芋煮を全国にPRする事業を行っています。
詳しくはこちらから。 日本三大芋煮に関するパンフレットをご紹介します
いもたきを楽しみたい方へ
大洲のいもたきを河原で楽しみたい方は、大洲市内に5店舗ある「いもたき登録店」にご予約ください。各店舗では、期間中は飲食メニューとしてご注文いただけます。
また、いもたきを家庭で簡単に味わえるように、お取り寄せも行っております。いもたきの具材をひとつにまとめて、全国どこにでも発送しますので、大洲のいもたきを紹介する際にも、ぜひご利用ください。
詳しくは、下記ページに掲載した「いもたきリーフレット」をご確認ください。
手軽に楽しめるレトルトパックができました
大洲産さといもと地元産の食材にこだわり、独自の製法でさといもの食感を残した商品に仕上げました。レトルトパックにすることにより、おいしさをそのまま封じこめ、温めるだけの簡単調理で、いつでも大洲の郷土料理「いもたき」をご家庭でご賞味いただけます。
商品詳細・購入について「大洲ええモンセレクション公式ホームページ」
いもたきのレシピ
大洲の伝統料理「いもたき」のレシピです。ぜひ、ご家庭でお楽しみください。