介護保険で利用できるサービスについて
介護保険で利用できるサービスについて
介護保険利用の手引き(サービスの種類と事業所の一覧)令和5年4月版 [PDFファイル/363KB]
要介護・要支援の認定を受けたら、まず居宅介護支援事業所・指定介護予防支援事業所(地域包括支援センター)を選び、担当ケアマネージャーと相談してサービス利用の計画を作成してもらいます。
施設サービスを利用する場合は、各施設の計画担当ケアマネージャーが作成するサービス計画書にもとづいてサービスを利用します。
在宅サービス
居宅介護支援事業所・指定介護予防支援事業所
介護サービスを受けようとする人が適切なサービスを利用できるよう、相談に乗ったり、サービス提供機関との連絡調整を行います。
各事業所に所属するケアマネージャー(介護支援専門員)が介護認定申請の代行や介護サービス計画、介護予防サービス計画、介護予防ケアマネジメントを作成します。
訪問介護(ホームヘルプ)
ホームヘルパーに居宅を訪問してもらい、入浴・排せつ・食事などの身体介護や、調理・洗濯などの生活援助を受けられます。
要支援1・2の人は介護予防・生活支援サービス事業の訪問型サービスを利用します。
訪問入浴介護
移動入浴車で居宅を訪問してもらい、入浴の支援を受けられます。
訪問看護
疾患等を抱えている場合、看護師などに居宅を訪問してもらい、療養上の世話や診療の補助を受けられます。
訪問リハビリテーション
居宅での生活行為を向上させるために、理学療法士などに訪問してもらい、必要なリハビリテーションを受けられます。
通所介護(デイサービス)
デイサービスセンターなどの通所介護施設に通い、食事・入浴などの日常生活上の支援や、生活行為向上のための支援を日帰りで受けられます。
要支援1・2の人は介護予防・生活支援サービス事業の通所型サービスを利用します。
通所リハビリテーション(デイケア)
介護老人保健施設や医療機関などに通い、食事・入浴などの日常生活上の支援や、生活行為向上のためのリハビリテーションを日帰りで受けられます。
短期入所生活介護(ショートステイ)
介護老人福祉施設などに短期間入所して、日常生活上の支援や機能訓練などを受けられます。
短期入所療養介護(医療型ショートステイ)
介護老人保健施設などに短期間入所して、日常生活上の支援やリハビリテーションを受けられます。
特定施設入所者生活介護
有料老人ホームなどに入居している人が、日常生活上の支援や介護を受けられます。
福祉用具貸与
日常生活の自立を助けるための福祉用具を借りることができます。
福祉用具貸与の対象
- 手すり(工事を伴わないもの)
- スロープ(工事を伴わないもの)
- 歩行器
- 歩行補助つえ
- 車いす、車いす付属品(原則として要介護2以上の人)
- 特殊寝台、特殊寝台付属品(原則として要介護2以上の人)
- 床ずれ防止用具(原則として要介護2以上の人)
- 体位変換器(原則として要介護2以上の人)
- 認知症老人徘徊感知機器(原則として要介護2以上の人)
- 移動用リフト(吊り具を除く。原則として要介護2以上の人)
- 自動排泄処理装置(原則として要介護4・5の人のみ)
特定福祉用具販売(福祉用具購入費の支給)
入浴や排泄などに使用する福祉用具を県の指定する事業者から購入したとき、1年(4月~翌年3月)につき10万円を上限に、利用者負担分を除いた額が支給されます。
福祉用具購入費の支給には、市役所高齢福祉課への申請が必要です。担当ケアマネージャーに相談してください。
住宅改修費支給
手すりの取り付けや段差解消などの住宅改修をしたとき、20万円を上限に、利用者負担分を除いた額が支給されます。
住宅改修費の支給には、事前の審査と申請が必要です。必ず改修前に担当ケアマネージャーに相談してください。
地域密着型サービス
住み慣れた地域での生活を続けるために、地域の特性に応じたサービスを受けられます。原則として、住んでいる市区町村のサービスのみ利用できます。
小規模多機能型居宅介護
通いを中心に、利用者の選択に応じて訪問や短期間の宿泊サービスを組み合わせ、多機能なサービスを受けられます。
認知症対応型通所介護
認知症の人が、食事や入浴などの日常生活上の支援や機能訓練、専門的なケアなどのサービスを日帰りで受けられます。
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
日中・夜間を通じて定期的な巡回と随時の通報により居宅を訪問してもらい、介護や看護、緊急時の対応などを受けられます。
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
認知症の人が共同生活をする住居で、日常生活上の支援や機能訓練などのサービスを受けられます。
介護老人福祉施設入所者生活介護
小規模な特別養護老人ホームに入所する人が、日常生活上の支援や機能訓練などのサービスを受けられます。
施設サービス
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
常時介護が必要で居宅での生活が困難な人が入所して、日常生活上の支援や介護を受けられます。
介護老人保健施設(老人保健施設)
状態が安定している人が在宅復帰できるよう、リハビリテーションや介護を受けられます。
介護療養型医療施設
長期の療養を必要とする人のための施設で、医療・看護・介護・リハビリテーションなどを受けられます。