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「聞こえにくさ」を感じていませんか ~「ヒアリングフレイル」について~

更新日:2025年7月9日更新 印刷ページ表示

「聞こえにくさ」を感じていませんか ~「ヒアリングフレイル」について~

「聞こえにくさ」は命に関わる状態ではないことが多く軽視されがちですが、現在、「聞こえ」の重要性が高まっています。聞こえにくさの原因は様々ですが、聴力低下はコミュニケーションの障害を生み、社会的孤立や心理的ストレスを引き起こすきっかけになります。放置すると、認知症やうつ病、要介護状態になる危険性が高まると言われています。この状態を「ヒアリングフレイル」と言い最近よく耳にするようになりました。

※ 「ヒアリングフレイル」は、NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会を権利者とする登録商標(商標登録第6340673号)です。

こんな症状があったら、 ヒアリングフレイル かもしれません。

〇話しかけても以前より反応しなくなった。          〇外出することが億劫になった。

    話しかけても以前より反応しなくなった。             外出することが億劫になった。

〇部屋に引きこもることが多くなった。               〇以前よりも怒りっぽくなった。

      部屋に引きこもることが多くなった。          以前よりも怒りっぽくなった。

 

〇大好きだったテレビを急に見なくなった。                         〇以前に比べ、会話が難しくなった。

    大好きだったテレビを急に見なくなった。          以前に比べ会話が難しくなった。

聴こえにくさをそのままにしていませんか。ヒアリングフレイルの自己チェックをしてみましょう。

4つ以上当てはまると、聴力低下によるフレイルの危険性が高まると言われています。
□ 家族にテレビやラジオの音量が大きいと言われることがよくある。
□ 相手の言ったことを推測で判断することがある。
□ 外出することが億劫になった。
□ 会議や会食など複数人の会話が、うまく聞き取れない。
□ 話し声が大きいと言われる。
□ 会話をしている時に聞き返すことが増えた。
□ 大きな声で話しかけられても、うまく聞き取れず聞こえたふりをしてしまう。

ヒアリングフレイル の予防と対策

(1) 家族や周囲が聞こえにくさを早期発見する。
日頃からコミュニケーションを積極的に行うことで、ヒアリングフレイル の早期発見につながります。

(2) 気軽に相談できる耳鼻咽喉科医を見つける。
加齢が原因ではない場合もあります。年のせいだから…と諦めずに、気軽に相談できる耳鼻咽喉科医に相談してみることが大事です。

(3) 聴覚へのケアを意識した生活をする。
<聴覚ケアの例>
・ 大音量でテレビを見たり音楽を聴いたりしない。
・ 静かな場所で耳を休ませる時間を作る。
・ 耳鼻咽喉科で聞こえの検査をする。
・ 早期に補聴器で聞こえをサポートする。

(4) スマートフォンアプリ「みんなの聴脳力チェック」を使って聴力の状態を把握する。
再生される「あ」「は」などの単音20文字を聞き取って何文字聞き取れているかがその場でわかります。
本アプリを活用することで、自身の聴力が低下していることを理解し「意識する」ようになります。まずは「聴覚低下の自覚」が重要です。
※「みんなの聴脳力チェック」のダウンロード方法など、詳しくは 「みんなの聴脳力チェック」をご覧ください。
早期発見後は、早めに耳鼻咽喉科へ受診を行い、精密検査や補聴器・聴覚支援機器の使用などが推奨されます。すでに補聴器を持っていても聞こえにくさがある人は、購入したお店や補聴器相談医に相談してみましょう。

このページに関するお問い合わせ先

高齢福祉課 地域包括支援センター
〒795-8601 愛媛県大洲市大洲690番地の1
Tel:0893-24-1714 Fax:0893-24-0961