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ダニ媒介感染症にご注意
更新日:2014年12月4日更新
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ダニ媒介感染症に注意!
ダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(Sfts)」が八幡浜保健所管内でも報告されています。
感染経路
Sftsウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。
※マダニは主に森林や草地等の屋外に生息する大型のダニ(吸血前で3~4mm)です。食品や衣類など家庭内で生息するダニとは種類が異なります。
主な症状
潜伏期間は、ウイルスを保有するマダニに咬まれてから6日~2週間で、主な症状は、発熱と消化器症状(嘔吐、下痢、腹痛など)です。重症化し、死亡することもあります。
予防のポイント
マダニに咬まれないことが重要です。春から秋は特にマダニの活動が活発です。
作業やレジャーなどで、草むらや藪などマダニが多く生息する場所に入る時は、次のことに注意してください。
- 肌を出来るだけ出さないよう、長袖、長ズボン、手袋、足を完全に覆う靴等を着用する。
- 肌が出る部分には、人用防虫スプレーを噴射する。
- 地面に直接寝転んだり、腰を下ろしたりしないよう敷物を敷く。
- 帰宅後は、すぐに入浴し体を良く洗って、新しい服に着替える。
- マダニに咬まれた時は、つぶしたり無理に引き抜こうとせず、できるだけ病院で処理してもらう。
※マダニに咬まれることでかかる感染症には、他にも、日本紅斑熱やつつが虫病などがあります。野山などに出かけた後、発熱などの症状が出た場合は、早くに医療機関を受診してください。
- 注意喚起のパンフレット (PDF 173KB)