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【消費者啓発】暮らしのレスキューサービス!思いがけず高額料金になることも!
更新日:2025年10月31日更新
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【消費者啓発】暮らしのレスキューサービス!思いがけず高額料金になることも!
トイレの詰まりや水漏れの修理、害虫などの駆除といった暮らしのレスキューサービスについて、インターネット上の広告をきっかけに、想定外の高額な作業料を請求されたという相談が多く寄せられています。
※愛媛県消費生活センターは、消費生活について様々な相談を受けるとともに、暮らしに役立つ様々な情報を提供しています。
相談事例
- 自宅のトイレが詰まり、広告に「数百円から」と記載があった業者に修理を依頼したところ、他の作業も必要と次々に提案され、全部で50万円を超える請求を受けた。
- 賃貸アパートの寝室でゴキブリが飛んできたので、スマートフォンで検索し「約500円~」とあった業者に連絡するとすぐに作業員が訪れた。室内を点検後、ゴキブリのふんや卵があり燻蒸(くんじょう)作業が必要と言われ、約20万円を請求された。
- 庭で大きなスズメバチの巣を見つけ、ウェブサイト上で簡易見積もりをして「参考見積価格約 700 円~」と表示された業者の訪問を受けた。調査後、このままではハチに刺されて死ぬ、今なら約150万円を約100万円にするなどと言われ契約したが、冷静に考えると業者の話は不審なところがあり、金額も高過ぎる気がしてきた。
アドバイス
- トイレの詰まりや水漏れ、害虫などの発生原因や必要な作業は一様ではなく、必ずしも広告の表示や電話での説明通りの料金になるとは限りません。広告に記載された安い価格に飛びつかないようにしましょう。
- 消費者の不安をあおり、契約をせかすケースもあります。当初想定していた料金とかけ離れた作業を提案されるなど、少しでも違和感を覚えたときは作業を断るようにしましょう。
- 請求が高額になった、修理箇所が直ってなかったなど、料金や作業内容に納得できない場合は、後日納得した金額で支払う意思があることを示しつつ、その場での支払いはきっぱり断りましょう。
- 当日の支払いを断った後、業者の言動などに身の危険を感じることがあれば、警察に連絡するのも一法です。
消費生活に関する相談窓口
- 大洲市消費生活相談窓口(商工産業課内)
Tel:0893-24-1790
- 愛媛県消費生活センター
Tel:089-925-3700
- 消費者ホットライン
Tel:188 (いやや!)


