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【消費者啓発】リチウムイオン電池の取り扱いには注意が必要!
更新日:2025年9月3日更新
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【消費者啓発】リチウムイオン電池の取り扱いには注意が必要!
リチウムイオン電池は、スマートフォンやノートパソコンなど生活に欠かせないさまざまな製品に使われています。しかし取り扱いを誤ると、発煙・発火・加熱に伴う火災事故などが起こる場合があります。
※愛媛県消費生活センターは、消費生活について様々な相談を受けるとともに、暮らしに役立つ様々な情報を提供しています。
事例
- 就寝中にスマホを充電していたら、起きた時に焦げ臭いにおいがして、充電器とスマホ本体の差し込み口が焦げていた。
- 約1年前にインターネット通販で購入した外国製モバイルバッテリーのリチウム電池が膨らみ、破裂しそうになった。
- ネット通販で購入した電動アシスト自転車用の非純正バッテリーを充電していたところ、出火し、床を焼損した。
アドバイス
- リチウム電池は衝撃が加わると、内部に傷が付いてショートし、発煙や発火につながる恐れがあります。落としたり無理な力を加えたりしないようにしましょう。
- 充電時や使用時は時々様子を見て、異常があればすぐに充電・使用を中止し、販売店などに相談しましょう。不具合や事故発生後に事業者と連絡が取れなくなる事例があります。連絡先が確かなメーカーや販売店から購入しましょう。
- 電気用品安全法に基づく日本の安全基準を満たすことを示す「PSE」マークが表示されているか確認しましょう。
- リコール対象の製品による事故も発生しています。購入の際はリコール製品でないことを確認し、購入後も常に最新の情報をチェックしましょう。
- 安価で入手しやすい非純正バッテリーは、安全のためのコストが削られている場合があります。安価な非純正バッテリーには高リスクのものが潜んでいることを理解しましょう。
- 万が一発火した場合は消火器や大量の水で消火し、可能な限り水没させた状態で、119番通報しましょう。
消費生活に関する相談窓口
- 大洲市消費生活相談窓口(商工産業課内)
Tel:0893-24-1790
- 愛媛県消費生活センター
Tel:089-925-3700
- 消費者ホットライン
Tel:188 (いやや!)