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【消費者啓発】送られてきたそのSMSやメール、本当に信用できる⁈
更新日:2024年4月26日更新
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【消費者啓発】送られてきたそのSMSやメール、本当に信用できる⁈
有名企業や公的機関などをかたってショートメッセージサービス(SMS)やメールを送信し、パスワードやID、暗証番号などの個人情報を聞き出してクレジットカードを不正利用する「フィッシング」に関する相談が引き続き多く寄せられています。
※愛媛県消費生活センターは、消費生活について様々な相談を受けるとともに、暮らしに役立つ様々な情報を提供しています。
相談事例
- 大手通販サイト名で携帯電話に「会員満期通知」という件名のメールが届いたので、開いてみると「月会費550円が引き落としできませんでした」と書いてあり、「会員ログイン」という記載があったのでタップした。切り替わったページにはクレジットカード番号を入力する欄があったので入力した。しばらくして、クレジットカード会社から連絡があり、見知らぬ人物に5万円使われたことが分かった。どうすればいいか。
- 宅配業者名で不在通知のSMSが届いたので、詳細を確認するために記載されたURLにアクセスしてパスワードなどを入力した。その後、キャリア決済を使って身に覚えのないオンラインゲームで約1万5千円課金されていたことが、プラットフォーマーからの請求明細メールで分かった。返金してほしい。
アドバイス
- SMSやメールを見るときは日頃利用している事業者であっても、まず、フィッシング詐欺の可能性を疑いましょう。
- URLを本物の事業者のサイトに似せるため、一見しただけでは分かりにくい箇所を変えて偽装しています。SMSやメールに記載されているURLには安易にアクセスせず、事業者の正規のサイトや正規のアプリからアクセスしましょう。
- フィッシングサイトにアクセスしたかもしれないと感じたらID、パスワード、クレジットカード番号は絶対に入力しないようにしましょう。フィッシングサイト上のアプリはダウンロードしないようにしましょう。
- クレジットカードやキャリア決済、インターネットバンキングの利用明細はこまめに確認し、気になる請求があればすぐにクレジットカード会社に確認しましょう。
消費生活に関する相談窓口
- 大洲市消費生活相談窓口(商工産業課内)
Tel:0893-24-1790
- 愛媛県消費生活センター
Tel:089-925-3700
- 消費者ホットライン
Tel:188 (いやや!)